エンブレム、五輪組織委問題ない
2020年東京五輪の公式エンブレムが、ベルギーの劇場のロゴと酷似していると指摘されている問題で、大会組織委員会の高谷正哲戦略広報課長は30日、クアラルンプールで「国内外の商標調査を経て発表している。特に問題はないと考えている」との見解をあらためて示した。国際オリンピック委員会(IOC)も「同様の見解」とした。また、スペインのデザイン事務所の作品にも類似しているとインターネット上で指摘されている。
東京五輪エンブレムと似た作品があると、新たに指摘されているのは、スペインのデザイン事務所「ヘイ・スタジオ」の作品。
同事務所のフェイスブックには30日、二つの画像を合わせると五輪エンブレムになるとの画像を添えた投稿も寄せられた。同事務所は、「大イベントのエンブレムに着想を与えたのならば誇らしいが、恐らく偶然の一致だ」とコメントした。
作品は、同事務所が東日本大震災の際に寄付を募る目的で発表したパネルのデザイン。「rebuild japan(日本再建)」の文字入りで赤い円や金、黒があしらわれ、五輪エンブレムと同じような配色だが、同事務所は「似たようなコンセプトに寄せられた図形の組み合わせがよく似たものになるのは、大いにあり得る」としている。
エンブレムをデザインしたアートディレクターの佐野研二郎氏は海外出張中で、連絡を取り合いながら本人が見解を述べる準備を進めている。
IOCとは事前に法務部門が連携して手続きを踏んでおり、組織委の森喜朗会長や武藤敏郎事務総長も「問題ないとの認識」で一致。8月1日のIOC総会で大会準備状況を報告するが、この問題には言及しない。
夏季五輪国際競技連盟連合のリッチビッティ会長は「確かにいくつか似ているところはあるが、デザインをどう見るかにもよる。何とも判断できない」と述べた。
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