宮根作詞の故郷愛唱歌 歌詞全文
島根県大田(おおだ)市出身のタレント・宮根誠司(52)が同市合併10周年を記念して作詞した愛唱歌が完成し、このほど都内で収録が行われた。タイトルは同市の旧市外局番「0854-8」で、作曲と歌唱は同市出身のシンガー・ソングライターの近藤夏子(30)が担当した。
昨年、大田市から愛唱歌の制作を依頼された近藤が、高校の先輩で実家が近所だった宮根に作詞を打診したことから初コラボに至った。
詞は3日ほどで完成させたといい、大田の風景や、「しわい=つらい、大変」などの方言を織り交ぜた。大田市以外の人も親しみやすいようにあえて大田市とはつづらず、「Oh大好きな…」など『おおだ』と読める隠れ言葉にしている。
【以下、歌詞全文】
0854-8の友よ元気かい?
グリコの煙突水たまり踏んづけた夕陽
0854-8の僕は笑顔かい?
人波に追されビルの空 ぼやけたお月様
何かを求めて かけ出したルート9
時代(とき)は移ろい 懐かしい約束
Oh大好きな方言(こえ) Oh大好きな路地(みち)
めげた心 砂時計 すべて流そう
Oh大丈夫きっと Oh大丈夫君なら
縁結んだ大田(ふるさと)
0855-6の友よ元気かい?
カミナリ先生 草笛と寄り道のアイス
0855-6の僕は幸せかい?
青春が終わり澄まし顔 でも涙唄ポツリ
小さな勇気 探してたルート9
生まれし場所へと続いてく想いは
Oh大好きな町 Oh大好きみんな
しわい仕事 湯けむり花火 明日頑張ろう
Oh大丈夫夢は Oh大丈夫叶う
今も変わらぬ大田(ふるさと)
葵い風 さひめ〓(※〓は漢字で『おろし』)
頑張れと頬を叩く
橙が海に溶けて
星空が抱きしめる
会いたいなぁ~
Oh大好きな方言(こえ) Oh大好きな路地(みち)
めげた心 砂時計 すべて流そう
Oh大丈夫きっと Oh大丈夫君なら
縁結んだ大田(ふるさと)今も変わらぬ大田(ふるさと)