今年、１０年ぶりに日本での芸能活動を再開し、６月には１５年ぶりに歌手として新曲リリースした女優・希良梨（３４）が、女優やモデル業などを含めた本格復帰に向け、２０キロのダイエットに成功したことが分かった。１０代の体重４３キロから、休養、子育て期間に一時は６３キロとなっていたが、断食などに挑戦し、ほぼ元に戻ったという。

　活動復帰し歌手やイベントなどに出演している希良梨。「女優としても本格始動したい。人に見られる仕事。専業主婦を一度脱ぎ捨てて心身ともにリセットせねば」と一大決心し減量に挑戦した。

　希良梨は１９９７年に女優デビューし、９８年には連続ドラマ「ＧＴＯ」でブレークした。その後は女優、歌手など幅広く活動したが、２０００年に年に子宮頸（けい）がんを発症し休養。その後、台湾人男性と結婚。０９年に男児を出産した。

　活動再開は子育てが一段落したこともあるが、息子から「ママの夢は何？」と聞かれたことで歌うこと、芝居することへの情熱が再燃。１０代の夢にふれていた自分を取り戻すことで「夢を見ることを子供に伝えたい」と思い、そのために「自分が生まれ変わるしかいない」と決意した。

　「家族の支えに自分を奮い立たせた」とチャレンジを続け、現在は、ほぼ昔の姿を取り戻した。今月２０日に発行される女性情報誌「ａｌｌｕｘｅ（アリュクス）」で１５年ぶりに雑誌の表紙に登場することも決定。「生まれ変わった希良梨を見ていただけたら」とアピールした。