歌手でモデルの西内まりや（２１）が、１０月１１日スタートの日本テレビ系新ドラマ「エンジェル・ハート」（日曜、後１０・３０、初回のみ１０・００）の主題歌「Ｓａｖｅ　ｍｅ」を歌うことが２４日、分かった。西内にとって、ゴールデンタイムの主題歌を担当するのは初めて。自ら作詞作曲も手がけ、初めて書き下ろしにも挑戦。「私にとっても新たな一歩になる曲」とこだわりを見せている。

　今秋一番の注目ドラマを西内の歌声が彩る。

　「エンジェル－」は、漫画家・北条司氏が、累計発行５０００万部を超える人気コミック「シティハンター」の世界観をもとに、新たなパラレルワールドとして描いたハードボイルド・アクション。主人公・冴羽を上川隆也（５０）、謎の美少女・香瑩（シャンイン）を三吉彩花（１９）が演じるなど、話題を集めている。

　西内の抜てきは、０８年のドラマ「正義の味方」で西内とタッグを組んだ次屋尚プロデューサーが決めた。「最近の活躍と成長ぶりを注目していた。幅広く才能を発揮して、まさに才色兼備」とあらためてセンスにほれ込み依頼。西内は前作「ありがとうＦｏｒｅｖｅｒ…」が日本テレビ系深夜ドラマ「恋愛時代」の主題歌だったが、ゴールデンの主題歌は初となる。

　西内も期待に応え、原作コミックを読んで、初の書き下ろしの作詞作曲に挑戦した。完成した「Ｓａｖｅ－」は、“人間愛”というドラマのテーマに合わせ、ピアノの旋律が切なく力強く響くミディアムバラード。「今までにない曲調に挑戦した。『Ａｎｇｅｌ　ｈｅａｒｔ』という歌詞を入れている点にも注目して」と自信を見せる。

　初ヒロインを務める三吉はファッション誌「Ｓｅｖｅｎｔｅｅｎ」の専属モデルとして共演してきた“後輩”。８月に行われた、西内の同誌の卒業式では、三吉が送辞を読んでおり、今回は、西内が三吉の晴れ舞台を盛りあげる。