渡辺美奈代 長男が“芸能界デビュー”
1980年代に活躍したアイドルグループ・おニャン子クラブのメンバーだった渡辺美奈代(45)が26日、恒例のバースデーライブを都内で開催。長男の愛弥=まなや(18)が、ダンサーとしてゲスト出演し“芸能界デビュー”を果たした。友人と2人組ボーカル&ダンスユニット「And More」を結成する愛弥はアイドル志望。心配そうなママの隣りで「母のようになりたい。東京五輪の開会式で歌いたい」と大きな夢を掲げた。
トップアイドル二世のお披露目の舞台は、ママのライブだった。オープニングで、おニャン子の代表曲「セーラー服を脱がさないで」のイントロがかかると2人組が登場。軽快なステップを踏む青年の一人が愛弥。96年に実業家男性と結婚した渡辺が、97年に出産した長男だ。
愛弥は現在、都内の高校3年生。身長160センチと小柄だが、母譲りの甘いフェースはアイドル性十分だ。小学6年のときに母にあこがれ芸能界入りを志した。当初、渡辺は「楽な世界じゃないよ」と反対したが、自らが過ごせなかった“普通の高校生活”を送ることを条件に承認。愛弥は18歳になった今年、高校の友人・大起(18)とのユニットで芸能界入りした。
ライブ前には渡辺と愛弥が2人で会見。「大丈夫?すごい緊張してる」と心配そうに顔を寄せる母に、息子は「近い!近い!」と顔を遠ざけた。それでも、渡辺は「反抗期はあまりない。今でも買い物にも一緒に行きます」と仲のよさを強調。愛弥も、ブリブリのミニドレスの衣装を着た母の姿に「AKBみたい」とまんざらでもない様子だった。
今後について、愛弥は「お母さんみたいなアイドルになりたい。2020年の東京五輪の開会式で歌うのが夢なので、あと4年でビッグになる」と宣言した。27日に同所で開くソロライブで正式デビューする。
「不安だけど、頑張ってほしい」と息子の横顔を見つめた渡辺はライブで、おニャン子時代の会員番号29に合わせ、ソロ曲「瞳に約束」など29曲を熱唱。ファン150人から現役時代と同じ“美奈代コール”を浴び、先輩アイドルの貫禄を見せていた。