遺影撮影さかもと氏、再撮影果たせず
9月24日に胆管がんのため急逝した女優・川島なお美さん(享年54)の葬儀・告別式が2日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれた。
遺影を撮影した漫画家のさかもと未明氏(49)は、年明けの再撮影の約束が果たせなかった事を悔やんだ。
撮影が行われたのは今年6月5日。絵の個展を開くために川島さんにモデルを依頼したさかもと氏が、資料として撮った一枚だった。私服で、メークも川島さん自身が行った。
“激やせ”が話題になってすぐ、さかもと氏は「もう一度撮りたい」と連絡。川島さんは「私も撮りたい」と快諾したが、「ただ、今ちょっと疲れちゃってるから年明けまでまってね」と答えたという。その3日後に川島さんが急逝した。
はからずも自身撮影の写真が遺影となったことに、さかもと氏は「女優・川島なお美の最後の写真を私の写真から選んでいただけたことが一番のプレゼントだと思っております」と感謝した。