人気グループ、Ｈｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰが大みそかに京セラドーム大阪でグループ初の単独カウントダウン公演を開催することが２２日、分かった。国内ドーム年越し公演としては男性アーティスト史上最年少（９人平均年齢２３・５歳）の記録となる。公演は３０日から２日間、１公演４万５０００人の計９万人動員を予定している。

　平成生まれの若きナインが京セラドーム大阪での年越し公演に挑む。２００８年のＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓ（当時の平均年齢２９歳）に始まり、０９年からは関ジャニ∞（同２７・１歳）が受け継ぎ１２年まで開催。１３年からはＫＡＴ－ＴＵＮ（同２８・７歳）が２年連続で立った年末の夢舞台だ。

　事務所の先輩から大舞台を受け継ぐことに、メンバーの山田涼介（２２）は「自分たちにとって初めての挑戦ができることがうれしい。ステキな２０１６年を迎えられるようなライブにしたい」と意気込む。女性ではシンガー・ソングライター矢井田瞳（３７）が０１年に２３歳で開催しているが、男性アーティストでは史上最年少での挑戦になる。

　０７年にデビューしたメンバーにとって今年は飛躍の年になった。６月に東西ドームで開催された「嵐のワクワク学校」で嵐と共演。８月はＶ６と共に日本テレビ系「２４時間テレビ」のメインパーソナリティーを務めた。

　先輩との共演を糧に単独年越し公演へと“ＪＵＭＰ”。高木雄也（２５）は「僕の生まれた大阪でやらせていただけるのが感慨深くうれしい」とがい旋を喜び、岡本圭人（２２）は「２０１６年もいいスタートダッシュが切れる」と、勢いを来年につなぐことを誓った。