globeカバー盤KEIKOジャケ写
小室哲哉(56)率いる3人組ユニット・globeのデビュー20周年記念カバーアルバム「#globe20th-SPECIAL COVER BEST-」(12月16日発売)のジャケットにくも膜下出血で倒れてリハビリ中のボーカル・KEIKO(43)の写真が起用されたことが26日、分かった。1997年に撮影した写真で、小室お気に入りの1枚。アルバムに参加できなかったKEIKOを思い、単独写真をジャケットに採用した。
KEIKOの長期療養が続く中、デビュー20周年を迎えたglobe。KEIKO不在のため、カバーアルバムという形で記念盤の発売が決まった。
アートディレクター、スタッフからジャケットにKEIKOの過去の写真を起用したいと提案され、小室が快諾。実写のKEIKOが最後にジャケットに起用されたのは06年3月発売のglobeのアルバム「maniac」以来、約9年9カ月ぶりとなった。
憂いと決意を感じされるKEIKOの横顔の写真は、自宅に飾られ、現在は小室の部屋に保管されていたお気に入りの1枚。小室は「僕が特に気に入って温めていた写真です。すぐにこの写真のことが思い浮かびました」と振り返り、この写真をKEIKO本人に見せたところ、「うん」と納得したことを明かした。
KEIKOは11年10月にくも膜下出血で倒れてリハビリ中。globeのデビュー記念日である8月9日に行われたイベントでは、「みなさん、たいへんごぶさたしています。globeのKEIKOです」という肉声メッセージが流れた。
カバーアルバムには木村カエラ(31)、GReeeeN、倖田來未(32)、hitomi(39)らが参加することも発表された。中には小室自身がアレンジを行った楽曲もある。KEIKOの歌声を小学生のころから聞いていたというカエラは「誰もマネできない、globeの世界。これからも、その世界を追いかけさせてください」と敬意を表していた。