バレーボール元女子日本代表でタレントの大林素子（４８）が１６日、都内で会見し、急死した阿藤快さん（享年６９）をしのんだ。大林は主演舞台「ＭＯＴＨＥＲ～特攻の母　鳥濱トメ物語～」で阿藤さんと舞台初共演しており、１日に大阪で迎えた千秋楽で「お疲れ様でした」と言葉を交わしたのが最後になったという。

　大阪から東京の病院に薬をもらいに行っていたというが「『年だから、大丈夫』とおっしゃって病気感はまったく出さなかった」と振り返った。１０月３０日には阿藤さんに合わせ打ち上げを予定していたが、当日に本人からキャンセルの連絡があったという。

　役作りについて「『台本読んで（役の）気持ちに戻ってください』」と助言されたといい、「ありがとうございました」と感謝し冥福を祈った。