俳優の唐沢寿明（５２）が２４日、早稲田大学の大隈記念講堂で行われた主演映画「杉原千畝」（１２月５日公開）の“凱旋”試写会で舞台あいさつした。

　太平洋戦争中、外務官として駐在していたリトアニアで、助けを求めるユダヤ難民に“命のビザ”を発給し続けた杉原氏の半生を描く物語。杉原氏の母校での上映に唐沢は「千畝さんも喜んでくれているんじゃないかと思います」と感慨深げだった。

　早大の学生による質疑では“唐沢先生”に変身して、人生訓を熱弁。モテる秘訣（ひけつ）を聞かれると、「自分は、いっぱい好きな女の子に告白して、フラれたけど、よかったなと思ってる。悲しい気持ちも大切。怖がらずにバーっといけ」と力強かったが、続いたのは嘆き節。「福山君みたいに立ってるだけでモテる人とオレみたいに何かやらないといけない人がいる。世の中、不公平なんです」と福山雅治をライバル視（？）していた。