ジャズの100枚。が100万枚突破
ユニバーサル・ミュージックが2014年10月から期間限定で発売している「ジャズの100枚。」シリーズが、トータルセールスで100万枚を突破したことが7日、分かった。1枚1000円(税別)とはいえ、実質的な販売期間7カ月での大台達成は驚異的なスピード記録。売り上げランキングから日本人ジャズファンの“ピアノ好き”も明らかになった。
「ジャズの100枚。」シリーズは、ユニバーサルが保有するブルーノート、キャピトル、コンコードなどの名門レーベルから歴史的名作だけをピックアップ。2014年10月から12月末までの第1期、同年12月から15年2月末までの第2期、今年の9月末から12月末までの第3期に各100タイトル、計300タイトルを販売してきた。発売開始から12月末だと14カ月の計算となるが、実際の販売(出荷)期間は8カ月しかなく、100万枚を11月末、7カ月で達成したという。
100万到達は1枚1000円の価格も要因だが、同社の担当者は「圧倒的な名盤の数々がそろっていること。初心者にも敷居の高さを感じさせないよう、幅広い層にアピールできたこと」も大きな理由だという。大きな特徴は“大人買い”が目立つことで「100枚セットで購入するお客さんが続出している」という。
ピアノ作品人気
300タイトルの作品別売り上げランキングから浮かび上がってきたのは、日本人ジャズファンのピアノ好きという傾向だ。1位のビル・エヴァンス「ワルツ・フォー・デビイ+4」を筆頭に、キース・ジャレットの「ザ・ケルン・コンサート」、ソニー・クラークの「クール・ストラッティン」、チック・コリアの「リターン・トゥ・フォーエヴァー」などがベスト10入り。担当者は「繊細なピアニストの作品が、日本で受けるジャズの特徴かもしれない」と分析した。シリーズは12月末で生産中止の予定となっている。
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