喜多嶋舞 芸能界引退宣言「潔く」

 元夫で俳優の大沢樹生(46)との間に生まれた息子をめぐるDNA鑑定騒動の渦中にある女優・喜多嶋舞(43)が芸能界を引退することが7日、分かった。8日発売の雑誌「婦人公論」に独占告白しているもので「息子の母親は私一人しかおりません。潔く芸能界から身を引こうと思います」などと決意の胸中を吐露している。

 喜多嶋の所属事務所はデイリースポーツの取材に対し「夏ぐらいに本人から引退したいという申し出がありました。11月いっぱいで契約は切れています」と認めた。

 大沢が、2人の間に生まれた長男を相手に起こした「親子関係不在確認を求めた実子裁判」は、11月19日に大沢と息子の間には「親子関係なし」の判決が下されたばかり。インタビューは、基本的には判決が出る前の10月上旬に行われたという。喜多嶋は現在、日本で生活している。

 同誌のインタビューで喜多嶋は「再鑑定を行い身の潔白を証明したいと思っています。でも、それは“今”ではありません。息子が成人し、社会人として独り立ちしたらです」などと語っている。

 また、沈黙してきた理由のひとつとして、離婚後も喜多嶋が大沢の借金の連帯保証人のままであることを挙げ「私が発した言葉の影響で大沢さんの仕事がなくなり、借金が返せなくなってしまったら、私まで被害にあうのですから」と告白。弁護士を通じて連帯保証人に関してやりとりした書面の写真も掲載されている。

 大沢の所属事務所は「裁判に関してコメントすることは控えさせていただきます」としている。

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