歌手の北島三郎（７９）が１４日、１０月の「菊花賞」でＧ１レースを初制覇した所有馬・キタサンブラック号の「第７６回菊花賞　優勝記念祝賀会」を都内で開催した。キタサン－は有馬記念に出走予定で北島は「勝ったら歌うしかないでしょう。『まつり』を」と、菊花賞の表彰式に続く熱唱を予告した。

　菊花賞での“特別ステージ”後は「『Ｇ１を勝って歌う』夢がかなった。これが最後」と話していたが、「有馬を勝ったら、また歌って！」という多くの祝福が心に響いた。「馬券を外れた人も、みんな自分を祝福してくれた。勝ったらその感謝の思いを歌で伝えたい」と再び１着時の“公約”として掲げた。

　祝賀会には競馬関係者２００人を招待し、有馬記念で同馬に騎乗予定の横山典弘騎手（４７）を壇上で激励した。さらに、この日のために制作し、自ら歌い上げたキタサンブラック菊花賞優勝記念楽曲「夢に向かって」を映像で初披露。「来年は８０歳だけど、この馬と出会って、オレもまだまだ夢を追って頑張らねばと思った」と、愛馬に負けない活躍を誓った。