人気グループ、関ジャニ∞の４度目となる５大ドームツアー「関ジャニ∞の元気が出るＬＩＶＥ！！」の東京ドーム最終公演が２０日、開催された。ＣＭでおなじみの７人による女装ユニット「キャンジャニ∞」ではパンチラありの女子高生姿を披露。“元気が出る”爆笑公演で５万５０００人を異空間に誘った。関ジャニ∞はライブ感あふれる今年１年を漢字１字で「生（なま）」としたため、「来年はさらに躍動年にしたい」と大暴れを宣言した。

　いつもと違う女子高生姿でファンを興奮させた。「バカになろうぜ～」。村上信五（３３）のかけ声で勢いがついたライブ中盤だった。

　「心配してください。履いてませんよ！」と予告の声が会場に響くと、７人は制服で登場した。笑いまじりで「かわいい～」と大歓声が起こる中、ゲームアプリ「キャンディークラッシュソーダ」のＣＭから派生した女装ユニットの楽曲「ＣＡＮＤＹ　ＭＹ　ＬＯＶＥ」を披露。「あいさつとスカートは短い方がいい」と語るミニスカ姿の「すば子」こと渋谷すばる（３４）は、ターンでピンクのパンツを見せる“生パンチラ”の出血大サービスも見せた。

　女装ユニットを始め、今年も挑戦の１年だった。５月にスタートしたテレビ朝日系「関ジャム　完全燃ＳＨＯＷ」でアーティストと生演奏を繰り広げた。７月から全国８都市のアリーナを巡るリサイタル、１１月はグループ初となった音楽フェス「ドリームフェスティバル」にも参戦した。

　ライブ感であふれた１年をメンバーは漢字１字で「生」と総括。渋谷は「ライブ感があった１年。まさに『生』って感じの年でしたね」と充実感を漂わせた。

　この日の「生」でも躍動した。７人はムービングステージで楽曲「言ったじゃないか」などバンド演奏も披露。新曲「侍唄」含め全２５曲を熱唱し、昨年の３日間を上回る４日間の東京ドーム公演を完走した。

　４年連続４度目のＮＨＫ紅白歌合戦を経て、来年１月の京セラドーム大阪公演で約６５万人動員のドームツアーを締めくくる。「紅白に誘ってもらえました」と感謝する丸山隆平（３２）は、「来年はさらに躍動年にしていきたい。すごく動きのある関ジャニ∞を楽しんでいただきたい」と今年を超える快進撃を約束した。