紅白にあさが来る “番外編”放送検討
「第66回NHK紅白歌合戦」(31日、後7・15)の企画として、連続テレビ小説「あさが来た」の“番外編”放送が検討されていることが24日、分かった。朝ドラ出演者が紅白のステージに登場して盛り上げ役となるのは慣例だが、ドラマ形式でのバックアップとなると2013年の「あまちゃん」の“続編”に次ぐレアケースとなる。またこの日、曲順が発表され、大トリを松田聖子(53)が務めることになった。
暮れの大舞台に“あさが来る”。ヒロイン・あさを演じる女優・波瑠(24)が大ブレークを果たし、12週連続で平均視聴率20%を超えるなど人気が沸騰している朝ドラと紅白との強力コラボで、サイドストーリーの制作準備が進んでいることが明らかになった。
この日、曲順が発表となり、ニュース中断を挟んだ午後9時からの後半トップバッターとして、主題歌「365日の紙飛行機」を歌うNMB48が登場。波瑠をはじめ夫役の玉木宏(35)、姉役の宮崎あおい(30)らメーンキャストが顔をそろえる“番外編”を併せて放送するとみられる。
朝ドラ「花子とアン」のヒロイン・吉高由里子(27)が司会を務めた14年の紅白では、親友役を演じた仲間由紀恵(36)らがステージに登場。13年の紅白では、「あまちゃん」の特別編「157回 おら、紅白出るど」がヒロイン・能年玲奈(22)らによってドラマ風に上演され、“あまロス”に陥っていたファンを喜ばせた。今年は視聴率絶好調の「あさが来た」が、紅白の視聴率アップに貢献することになりそうだ。