関ジャニ渋谷 国技館でライブ開催へ
関ジャニ∞の渋谷すばる(34)が、ジャニーズ事務所初となる東京・両国国技館でのライブを行うことが28日、分かった。初のソロカバーアルバム「歌」(来年2月10日発売)を引っ提げ、2月18日から全国6会場10公演を旅するソロライブツアーが決定。ツアーファイナルとなる3月26、27日の国技館公演で“大相撲の聖地”に初めて足を踏み入れる。
歌唱力には定評がある渋谷が、国技館で“ガチンコ唱”に挑む。
ジャニーズ初の国技館公演は“海外ライブ”がきっかけとなった。今年2月に公開された単独初主演音楽映画「味園ユニバース」がロッテルダム国際映画祭に招待され、現地で総立ちライブを披露。異国の地に触れ、あらためて「日本人」であることを感じた。カバーアルバムは洋楽を入れず、日本の名曲に絞り、日本文化が詰まった会場を模索。両国国技館にたどり着いた。
自身2度目のソロツアーでは「元気を出して」(竹内まりや)などのカバーアルバム収録曲の他、関ジャニ∞、自身のソロ曲も検討中。“まわし姿”など相撲にちなんだ演出には「コントになっちゃいますからね」と消極的だ。
「国技をやる場所。日本の名曲をカバーさせてもらったので、やりがいがある。音楽の神と相撲の神に仲良くしてもらって。力強いですね」。力強い歌声とファンの歓声によるぶつかり合いを思い描いている。
グループで4年連続出場を決めたNHK紅白歌合戦には、カバーした歌手も出演する。
昨年は「味園」でカバーした「古い日記」を歌う歌手・和田アキ子(65)の迫力を前に「怖かったですね」とカバーの報告ができず。今年は大トリを務める歌手・松田聖子(53)の楽曲「SWEET MEMORIES」をアルバムでカバーしているだけに「タイミングが合えば聖子さんに言いたい」と“リベンジ”も期す。
名曲が詰まった紅白からツアー披露曲のヒントをつかみ、国技館ライブを成功させる。