舘ひろし&神田正輝 ドラマ本格初共演

 俳優の舘ひろし(65)と神田正輝(65)が、NHK-BSプレミアムのドラマ「クロスロード」(2月25日スタート、木曜、後9・00、全6回)で初の本格的な共演を果たすことが19日、分かった。「太陽にほえろ!」や「大都会」シリーズなどを手掛けた金子成人氏(67)らが脚本を担当し、骨太なオリジナルドラマを展開。因縁を持つ警察官(舘)と新聞記者(神田)が25年ぶりに再会し、火花を散らす物語だ。

 石原プロが誇る2大ダンディーが激突する。ドラマ「ゴリラ」や「太陽にほえろ!2001」などに一緒に出演したことはあるが、2人が中心の本格的な共演は初めて。NHKドラマでも初の顔合わせとなり、長年の関係性をぶつけ合うように演技を楽しんでいる。

 物語は、25年前に「ある事件」を担当していた警察官・尾関(舘)と、その捜査をすっぱ抜いた新聞記者・板垣(神田)が、架空の西東京の街で再会することから始まる。当時の事件をきっかけに、尾関は左遷の憂き目に。一方の板垣は大新聞の社会部で「板垣軍団」と呼ばれる大派閥を形成し、運命は大きく分かれていた。

 時代と共に前線を離れた2人が新たな事件をきっかけに再び出会い、互いの因縁に決着を付ける-。石原プロ作品に関わりの深い金子氏ら3人が重厚な脚本を作り上げており、舘は「さすがの一言。どう芝居するか、セリフはもちろん行間、立ち振る舞いまで研究中です」とうなる。

 舘が石原プロに入社した1983年から数えても、30年以上を共に過ごしてきた舘と神田。1月中旬にクランクインしており、2月末まで撮影予定だ。

 意外にも思える初のマッチアップに、舘は「神田正輝と本格的な芝居で対峙(たいじ)できるのを何より楽しみにしています」と腕まくり。神田も「チーム一丸となって作り上げていきますので、お楽しみに!」と燃えている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス