SMAP再出発 笑いも起こる和やかムード
グループ存続を表明したSMAPが21日、メンバー全員で出演する唯一のレギュラー番組となるフジテレビ系バラエティー「SMAP×SMAP」(月曜、後10・00)の収録を都内のスタジオで行った。18日の同番組で緊急生謝罪をして以来、5人が顔を合わせるのは初めて。収録ではメンバーの草なぎ剛(41)が選曲したサザンオールスターズの楽曲「涙のキッス」を5人で歌う、和やかな雰囲気で再出発を切った。
分裂・解散危機を乗り越えた5人が“歌スマ”で再出発を切った。謝罪後、初めて顔を合わせた5人はサザンのヒット曲「涙のキッス」を熱唱。残留を決めていた木村拓哉(43)と翻意した中居正広(43)、稲垣吾郎(42)、草なぎ、香取慎吾(38)との間でささやかれた不協和音は見られず、笑いも起こる収録となった。
午後2時過ぎ、リハーサルがスタート。この日は昨年から温めていた、メンバーが自分の好きな曲を5人で歌うという新企画に挑戦した。第1弾は草なぎがギターの練習で普段から弾いていた「涙のキッス」に決まった。
18日の緊迫した生謝罪後、初めて5人が顔を合わせる緊張の収録。笑いをもたらしたのは草なぎの“ミス”だった。リハーサル直後、草なぎが奏でようとするも、ギターのチューニングがずれていた。練習した曲でのアクシデントにスタジオ中が笑いに包まれた。
関係者によると、楽屋は1人ずつ別々だったという。メンバー間での談笑は見られなかったというが、「20年近くやっていますが、普段と変わらない様子でした。普通のテンション」と影響は感じられなかったという。