タレントの明石家さんま（６０）と所ジョージ（６０）が、テレビ朝日系で２月１１日に放送する特別番組「徹子の部屋　祝４０周年　最強夢トークスペシャル」（後７・００）にゲスト出演することになり、２２日、都内の同局で収録を行った。２人は共に２５年ぶりの出演。黒柳徹子（８２）のマイペースで暴走気味な司会ぶりを、さんまが「面白くないことを言ったのをフォローするのが司会やろ！」と注意するなど約２時間爆笑トークを繰り広げた。

　まるでトリオ漫才だ。トークでは日本屈指の大御所２人も、黒柳の自由すぎる司会ぶりにタジタジ。それでもスタジオは爆笑につぐ爆笑に包まれた。

　黒柳は、昨年末に所が司会する日本テレビ系「１億人の大質問！？笑ってコラえて！」にさんまと共にゲスト出演した際に「『徹子の部屋』にも出演してよ」と２人に直接オファー。さんまが社交辞令で「ええですよ～」と答えたが、翌日にはスタッフが出演交渉のためさんまと所を訪ね、無理やりＯＫを取ってしまったという。

　「本気じゃなかったんですよ」とあきれるさんまに、黒柳は「出ますって言ったら出ると思うでしょ～」とお構いなし。さんまは「何でうちらなの？うちらじゃなくてＳＭＡＰやベッキーを呼べば世間が喜ぶのに」と年明けから芸能界を騒がせている２組をあげて、抵抗した。

　その後はトークの盛り上がりに、さんまは「やっぱり一緒に暮らしましょう。毎日楽しく過ごせそうや」と“プロポーズ”。収録後は、豪華なウエディングケーキでお祝いされ、黒柳は「結婚式したことないからうれしい」と大はしゃぎ。さんまと腕を組んでケーキ入刀して節目を祝った。

　さんまが同番組に出演したのは２５年ぶり５回目。所は２５年ぶり６回目。「頭の回転が速くて尊敬しています」とさんまが語れば、所も「徹子の部屋に出るのはステータス」と徹子に感服。ビッグネームそろい踏みに黒柳は「２人が出てくれて、涙が出るほどうれしかった。これからも長く続くように、頑張りたい」と大喜びだった。