V6坂本 「SMAP食事会」語った
V6の坂本昌行(44)が主演するジャニーズ初のワンマンミュージカル・コンサート「ONE MAN STANDING」が5日、東京・Bunkamura オーチャードホールで初日を迎えた。1月21日の深夜、解散危機からの存続が決まったSMAPを歓迎する、都内でのジャニーズ一丸食事会に参加した坂本は、出席者で初めて「楽しかった」と極秘だった“宴”について語った。
出席者が初めて“極秘食事会”に触れた。
笑顔がすべてを物語っていた。リハーサル後の囲み取材を終えた坂本は、報道陣からSMAP解散騒動についてコメントを求められると足を止めた。
厳戒の中、行われたジャニーズ一丸会の場にいたV6のリーダーは「『みんなで一つになって前に進む』という先輩たちの言葉を(受けて)僕らは一緒になって前に進むだけです」と穏やかな表情で話した。先月18日にフジテレビ系「SMAP×SMAP」で“生謝罪”した際、木村拓哉(43)が口にした「ただ前を見て進みたい」という言葉を思い浮かべていた。
88年にジャニーズ事務所に入所した坂本は、89年結成のSMAPとはほぼ同年代。閉店後の高級中華料理店を貸し切った宴では昔話に花が咲いたといい、「ジュニア時代の話とか盛り上がって楽しかった。(5人)みんなと話しました」と振り返った。
昨年末の紅白歌合戦でお年玉をくれたという中居正広(43)とも談笑した。関係者が厳重警戒していた店外とは違う和やかな雰囲気だった。この日、坂本は「お年玉、ありがとうございました。『中居さん返しますんで、お願いします』」とユーモアたっぷりに呼びかけた。
V6の絆も再確認
昨年デビュー20周年を迎えたV6は、数年前に解散がうわさされた。昨年11月に坂本は「それがきっかけで6人がギュッと引き締まった」と逆に一致団結したと告白した。今回の舞台にはV6全員が初めて観劇を約束したといい「ビックリしました」と喜んだ。解散騒動を乗り越えたSMAPの団結を信じる坂本は、自身の仲間とともに21年目を歩んでいく。