真央 あゆ愛つづる アルバムに寄稿文
女子フィギュアスケートの浅田真央選手(25)が、歌手の浜崎あゆみ(37)が3月28日に発売するベストアルバム「A BEST-15th Anniversary Edition」に、初めてライナーノーツを寄稿していることが10日、分かった。1991年に発売し500万枚以上を売り上げた同作を15周年記念で復刻。以前から浜崎の大ファンという浅田がオファーに応じて“あゆ愛”をつづった。
真央が、憧れのあゆへの思いをたっぷり文章にこめた。
浅田のライナーノーツは約1200文字、原稿用紙3枚分という長文。「私にとって浜崎あゆみさんは、大好きな方であり、尊敬する方でもあり、憧れている方でもあります」という書き出しから始まり、「多くの方を魅了し続ける姿が大好き。唯一無二の存在」とつづるなど、さながらファンレターだ。
小学5年で買った「A BEST」で浜崎の楽曲と出会い、14歳で初めてライブを観賞。「そのときにたくさんの感動とパワーをもらい、そのまま世界ジュニア選手権に行き、優勝できたことを覚えています」と、トリプルアクセルを披露し強烈なインパクトを与えた“世界デビュー戦”Vにも浜崎の影響があったことも告白。
特に好きな楽曲には代表曲「A Song for ××」を挙げ「私も、負けそうになる時、この曲を聴いて、前に進んでいこうと思えます」と勇気をもらっていることを明かしている。
今作は「A BEST」の発売15周年を記念して、収録全16曲をリマスタリングし、復刻リリース。浜崎を敬愛する著名人がライナーノーツをオファーされ、浅田も快諾した。2人はこれまでライブ後にあいさつしたことがある程度で、深い交流はないという。熱いメッセージを受けた浜崎は「早速読ませていただきましたが、愛にあふれた内容で、とても幸せに思います」と大喜びしている。
ライナーノーツはほかに女優の仲里依紗、社会学者の古市憲寿氏らが担当。