AKB10周年曲MV 優子ら参加
3月9日に発売されるAKB48の10周年記念シングル「君はメロディー」のミュージックビデオ(MV)が11日、公開された。センターを務めるHKT48・宮脇咲良(16)ら現役メンバーに加え、前田敦子(24)、大島優子(27)ら卒業生5人が参加。監督は、ヒット曲「ヘビーローテーション」なども担当した写真家の蜷川実花氏(43)が務め、同曲のMVで話題となった前田と大島のキスシーンも再現されている。
記念すべき10周年記念シングルで、“伝説のMV”がよみがえる。「君がメロディー」のMVは、同じく蜷川実花監督がメガホンを取った「ヘビーローテーション」のオマージュ作品となった。
10年に発売されたヘビロテのMVは、無料動画サイト「YouTube」のAKB48公式チャンネルで、グループの全シングル中最多となる1億2000万超のページビューを記録。メンバーの下着姿など、セクシーなシーンが話題となった。
今作も、衣装は大奥の世界をイメージした、色気十分の着物姿。メンバーが寝転がってじゃれ合うシーンや、宮脇を間に挟んで前田と大島が口づけするシーンなど、随所にヘビロテをほうふつとさせる場面が現れる。
監督を務めた蜷川氏は「AKB48を受け継いでいく現役メンバーの決意を表現できればと思いました。女の園で、お互い切磋琢磨しあって行く姿は大奥とAKB48で似ている部分があると思います」と作品の意図を説明。さらに「せっかくのOGメンバー出演なので、ヘビーローテーションのオマージュも入れています。楽しんでいたければうれしいです」とした。
センターの宮脇は「久しぶりに卒業生の皆さんの姿を見て『私が知っているAKB48だ』と思いつつ、そのうちの1人として私も参加しているというのは、不思議な気持ちでした」と撮影を振り返り、「私の目の前で前田さんと大島さんがキスをするシーンがあるのですが、それを目撃できたことは一生の思い出になりました(笑)」とPRした。