桃井かおり ベルリン映画祭選出に喜び

 世界3大映画祭の1つ、第66回ベルリン映画祭が11日(日本時間12日)、開幕し、フォーラム部門に監督・主演の「火 Hee」(今年の初夏公開)が選出された桃井かおり(63)がレッドカーペットに登場した。

 「火-」は、芥川賞作家・中村文則氏の短編を基に、米ロサンゼルスの自宅を撮影現場にして作り上げた作品。黒のドレス姿の桃井は、「明日死んでも後悔はないというピークに来てるような感じ。これで“桃井かおり”が終わっても後悔がない」と喜びを爆発させた。桃井はパノラマ部門のドイツ映画にも娼婦役で出演している。

 コンペ短編部門には泉原昭人監督のアニメ作品「ウィータ・ラカーマヤ」が出品され、最高賞を競う。主要賞の授賞式は20日(同21日)。

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