D・フジオカ目当て!客席の9割女性

共演の森川葵と江を振るディーン・フジオカ
花束を手に笑顔でファンと握手するディーン・フジオカ
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 NHK連続テレビ小説「あさが来た」の五代友厚役でブレークした俳優ディーン・フジオカ(35)が18日、都内で行われた主演映画「NINJA THE MONSTER」(20日公開)の特別試写会で舞台あいさつを行った。合計2000席に1万通の応募が殺到し、客席の99・1%を女性ファンが埋めた。配給の松竹は急きょ、20、21日にメーン劇場の東京・丸の内ピカデリーでの上映を決定。想像を上回るディーン人気が証明された。

 “五代さまロス”に悩む女性ファンが劇場に殺到した。

 「ディーン!」。革ジャン姿のディーンが共演の女優・森川葵(20)と入場すると、黄色い声援が一斉に飛びかい、主役はハイタッチで応えた。

 この日は丸の内ピカデリーの3スクリーン2000席での上映に1万通の応募が殺到した。舞台あいさつが行われたスクリーン1の1階一般席544席に男性はわずか5人。女性率は実に99・1%という人気ぶりだった。

 「NINJA-」は「リアルな忍者の姿を見せられた」と自信を見せるディーン演じる伝蔵が、幸姫(森川葵)をもののけから守りながら江戸へ旅するアクション作。松竹が海外マーケット用に製作し、当初は日本での公開予定はなかった。しかし、「あさが-」でディーン人気が沸騰したことから、五代が病死した回を放送した1月22日に、東京・大阪・名古屋3館での“逆輸入”公開を決めた。

 その後も「九州や北海道でも上映して」という声が集まり、公開は10館に拡大した。さらにこの日、熱狂ぶりを見た松竹は、丸の内-で20、21日の午前9時20分に上映することを緊急決定。イベント直後、配給関係者が「30秒前に決まった。想像を絶するディーンさんの人気に前代未聞の事態が起きた」と驚きを隠さずまくしたてた。26日までの1週間限定公開の予定だが、反響次第で再度の拡大上映も浮上する。

 ディーンは「日本の伝統を海外に伝えられるいい機会となった」と狂騒をよそにクールスマイルを見せ、女性ファンをしびれさせた。「あさが-」では22日の再登場が決定済み。フィーバーはしばらく収まりそうにない。

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