桂文枝 不倫疑惑 公私にピンチ

 落語家・桂文枝(72)が22日、大阪市内で「創作落語の会」の会見に出席し、セクシー演歌歌手・紫艶(38)との不倫疑惑を「私の考えが浅はかだった」と猛省した。はっきり事実を認める言葉はなかったものの、歯切れは悪く、一連の報道で家庭崩壊の危機に直面していることを告白。会長を務める、上方落語協会の次期会長選を状況次第で辞退する可能性も示唆した。

 公私にわたって大ピンチに立たされた。緊張の面持ちで会見場に現れた文枝は「すべて私の不徳の致すところ」とざんげした。今回の報道で夫人との間に“距離”ができたことを明かし「家庭の危機を抱えているのは現実ですし、嫁さんに苦労かけられんなぁと」とポツリ。「嫁さんがそういうことを言ってきたらしょうがない」と夫人からの申し出次第で“離婚”する可能性までにおわせた。

 さらに、落語界への影響も懸念。現在、文枝は上方落語協会会長の7期目。会長選挙は2年に一度行われ、次回は3月の予定だ。「協会の選挙もあり、どうなるか分かりませんが、できれば続けたい」と続投へ意欲を示したが、今回の騒動による逆風も予想され、決断に注目が集まる。

 本来ならこの日は「創作落語の会」開催をPRするめでたい場だった。だが、口から出るのは後悔の言葉ばかり。「師匠から『人に愛される芸人になれ』と言われたわけですが一歩外へ出ると家族を忘れてしもうて」と疲れ切った様子だった。

 前日21日には東京・神保町花月での公演後に取材に応じ愛人関係を否定した文枝。ただ、紫艶がテレビなどで「父であり恋人でした」と“応戦”し事態はドロ沼化。NHK大河ドラマ「真田丸」での千利休役のため、刈り込んだ利休ヘアが寒々しかった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス