タレント・ベッキー（３１）との不倫騒動が拡大した、川谷絵音（２７）がボーカルを務めるバンド「ゲスの極み乙女。」の今春ツアー「ゲスな宇宙旅行」のチケットが２７日午前、一般発売され、初日の３月１３日・高松など全１５公演中１３公演が即日完売した。休業に追い込まれたベッキーとは対照的な“盛況”ぶりは、根強い人気を物語った。公式ツイッターには非難の声も上がり、公演チケットをネットオークションに出品する“ゲス転売”の動きもみられた。

　騒動は人気に関係なかった！？午前１０時に発売開始されたチケットは、午前中に東京、大阪公演を中心に続々と即完売。残席があった札幌、仙台公演も開催日によっては売り切れ、夕方までに全１５公演中１３公演がソールドアウトした。

　ゲスの極み－は前日の２６日夜、“休止状態”にあった公式ツイッターを２０日ぶりに再開させ、チケット発売を告知ＰＲ。全１０本のＣＭが消滅するなどしたベッキーとは対照的な動きに「謝罪なしに告知か」「ゲスいわ」との批判や、「何があっても応援する」「楽しみ」との声援のコメントも寄せられた。賛否が割れる中でのチケット発売となったが、支持の厚さを示す結果となった。

　一方で一部ネットオークションには、入手困難となったチケット（５２００円）が先行発売分を含め１００件以上、出品されている。中には“ゲス騒動”に乗じた出品もあるとみられるが、１万～２万円で入札・落札されるケースが目立つなど高騰している。

　川谷は１月６日に不倫関係を否定する書面を発表したものの、自らの言葉で説明はいまだなし。１月１７日に都内で行ったフリーライブでは深々と頭を下げる場面もあったが、同２１日に週刊文春がベッキーとのＬＩＮＥのやりとりを報じて以降は、公の場に姿をみせていない。ツアー初日の高松公演が久々の公の場となりそうで、川谷の言動が注目される。