SMAP生出演 異例の厳戒態勢
解散騒動を乗り越えたSMAPが12日、福島・会津若松の會津風雅堂で開催されたNHK総合「震災から5年 “明日へ”コンサート」に生出演。騒動後、ファンの前で生歌を初披露した。
生放送は、異例とも言える厳戒態勢の中で行われた。
午前中から、会場は30人以上の警備員が数十メートルおきに配備され、付近に立ち止まることも許されない状況に。会場周辺には柵が設置され、入場整理券を持たない人は敷地内に一切立ち入り不可という掲示がなされた。楽屋口付近は、多数の車で視界がふさがれ、車と車の間も黒いビニールなどで埋められた。
午後には福島県警の警察官約20人も動員され、SMAPが会場前で開会宣言をした際には、入り口付近に警備員が総動員された。
観覧した埼玉県の女性は「やっぱり5人のSMAPが最高です!」と大興奮。福島県の女性も「今日、このステージを見られて本当に幸せでした」と涙目になりながら話した。