小芝風花 保健の先生役に初挑戦
NHK連続テレビ小説「あさが来た」でヒロイン・あさ(波瑠)の娘・千代を演じて脚光を浴びている女優・小芝風花(18)が、フジテレビ系「早子先生、結婚するって本当ですか?」(4月スタート、木曜、後10・00)で朝ドラ後、初のドラマ出演を果たすことが14日、分かった。結婚願望がある新任の保健の先生を演じ、教師役に初挑戦。高校卒業翌日の今月13日から撮影に加わり、メガネに白衣姿で“社会人”第一歩を踏み出した。
「早子先生」では、綿密な結婚予定年表を作成する秋川莉々先生を演じる。主演の松下奈緒(31)ふんする独身教師・早子が勤める小学校に赴任する、22歳の新任教師役だ。
大学には進まず仕事に専念する小芝は、高校卒業翌日に若葉マークのバッジをつけた白衣に袖を通し、メガネをかけた女教師に姿を変えた。4月2日に最終回を迎える「あさが来た」では先輩から演技や接し方を吸収。「学んだことを実践できるようにぶつけたい」と意気込み、河原でカッパらしきものを探しながら小学生と交流する場面で始動した。
中学生に見られることもある小柄な18歳は「幼く見られるので先生役は『どうしよう』と思いました。小学生に囲まれるのも初。埋もれないように」と不安も明かしたが、出演者らとも交流を深め「新たないいスタートが切れた」と、手応えを感じている。
莉々先生とは共通点もあった。人生プランを想像するのが好きだといい、「結婚は27~28歳でできたら。35歳までに子供は2人欲しい」と明かした。
「役でメガネをするのは初めて」と、期待も大きい。「あさが来た」では千代の親友・田村宜を演じる吉岡里帆(23)がメガネっ娘役で人気を博しており「メガネは“宜ちゃん”というイメージがあると思いますが、“千代”がメガネをかけます。全く違う役柄ですけど引き続き応援してくださったらうれしい」と呼びかけた。
女優デビュー作「息もできない夏」以来、約3年半ぶりにフジの連ドラに凱旋する小芝。「莉々と呼ばれるように頑張ります」と、活躍を誓った。