覚せい剤取締法違反（所持、使用）罪で起訴され、保釈された元プロ野球選手・清原和博被告（４８）の元妻でモデルの亜希（４６）が１７日、東京・丸の内で、自身がプロデュースしたブランド「ＡＫ＋１ｂｙＥＦＦＥ　ＢＥＡＭＳ」の立ち上げ記念イベントに出演した。清原被告が逮捕された２月２日以降では初の公の場となる亜希は「よろしくお願いします」と、元夫の騒動を感じさせない笑顔を振りまいた。

　清原姓を外した新たな名前で呼び込まれた亜希は「よろしくお願いします。待ちに待った新しいブランドとして出発いたしました」と笑顔で招待客にあいさつし、拍手に包まれた。

　イベントは午後６時３０分開始。その約２０分後、清原被告が勾留されていた警視庁本部から保釈された。イベント会場は車で５分ほどの距離にある丸の内ビルのカフェテラスだったが、元夫についての発言はなかった。

　会場は吹き抜け構造になっており、上の階からでもイベントの様子がうかがえたが、会場の１階はもちろん２、３階にも一般の録音、撮影を禁止する紙を持ったスタッフが配置されている厳戒態勢が敷かれた。

　亜希は黒っぽいパンツスーツに薄いブラウンのサングラス姿から、途中で自身のブランドで４月に展開する青いペイズリー柄のワンピースに着替えて再登場。「基本は明るい色が好きなんですけど。オレンジもミカンのオレンジじゃなくて、ちょっとくすんだ色だったりとか」と、配色のこだわりも語った。

　最後に「新しいブランドを立ち上げて初デビューです。皆さん、よろしくお願いします」と頭を下げ、再び拍手を浴びた。終了後は隣接するビームスの店舗でファンとの交流イベントも行ったが、報道陣の取材は断った。