２日に放送を終えたＮＨＫ朝の連続テレビ小説「あさが来た」の期間（全話）平均視聴率が関東地区で２３・５％（関西は２１・４％）をマークし、同ドラマの今世紀最高を記録したことが４日、ビデオリサーチ社の調査でわかった。これまでの最高は２００２年前期「さくら」の２３・３％で、１３年ぶりの更新となった。４月２日・最終回の関東地区平均は２７・０％（関西２３・４％）だった。

　全話の中で最高は昨年１２月４日放送の２７・２％。これは「ごちそうさん」が１３年１０月１６日に記録した２７・３％に次ぐ数字だった。ヒロイン・あさ役の波瑠は「びっくりぽんなこの物語が、みなさんの心の中でいつまでも生き続けますように」とコメントを寄せた。

　同局の佐野エグゼクティブプロデューサーは「『近くにいる大切な人をもっと大事にしよう』という気持ちになっていただけた瞬間があったとしたら、制作者冥利（みょうり）に尽きます」とコメントした。