聖飢魔2「大変な事態」に再び人間界へ

 今年2月に5度目の解散を迎えたヘビーメタルバンド・聖飢魔2の新曲「呪いのシャ・ナ・ナ・ナ」(6月15日発売)が、ホラー映画「貞子VS伽椰子」(6月18日公開)の主題歌に起用されることが5日、分かった。聖飢魔2が映画主題歌を担当するのは、1996年公開「陽炎2」での「赤い玉の伝説(リマスター・ヴァージョン)」以来、20年ぶりとなる。

 ジャパニーズホラーを代表する2大怨霊と悪魔による“最恐コラボ”。2月の日本武道館公演をもって、魔界に帰還したはずの聖飢魔2だが、ボーカルのデーモン閣下は「本来ならば、人間界での活動は行わない状態であるが、貞子と伽椰子が戦うというのは大変な事態なので、吾輩が聖飢魔2を特別要請し、両名の決着の場を華々しい音楽で盛り上げる運びとなった」と、異例の新曲リリースの裏事情を明かした。

 解散後にオファーを受け、楽曲制作に取り組み、ギターのルーク篁が作曲、デーモン閣下が作詞を担当。イントロではうめき声が響き、歌詞に「屋根裏」「呪いのビデオ」「白いワンピース」など、映画のキーワードをちりばめて、スクリーンに広がる恐怖を増幅させている。

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