石原慎太郎氏 25年ぶりの作詞

 元東京都知事で作家の石原慎太郎氏(83)が12日、都内で自身が作詞した歌手・五木ひろし(68)の新曲「思い出の川」発表会にゲストで登場した。

 石原氏が歌謡曲の作詞を手掛けるのは1991年に作詞・作曲したペギー葉山(82)とのデュエット曲「夏の終わり」以来25年ぶり。12年ぶりに五木と再会し話が進んだ。石原氏は「作詞家冥利(みょうり)に尽きる」と大感激で、五木は「もう1曲あるんです。次のお楽しみに」とコラボ第2弾を予告した。

 石原氏は日本の現状には不満なようで、毒舌がさく裂。田中角栄元首相を描いた著書「天才」はベストセラーになっているが「今の日本は全部田中角栄が作った。新幹線、各地の空港、高速道路…。それをロッキード事件で葬った日本はバカだ」と一喝。4月に「金スマSP」に出演し田中氏を論じたが「(MCの中居正広が)訳のわからないことを言っていた。とんちんかん。2回怒りそうになったよ」と切り捨てた。

 日本の音楽界に対しても「今のシンガー・ソングライターは面白くない。教養のない連中が書いた文章になってないのが多いだろう」と芥川賞作家らしく批判した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス