男前芸人・北見を事務所が解雇
お笑いコンビ・ベイビーギャングの北見寛明(32)が、所属のよしもとクリエイティブ・エージェンシーから契約を解除されていたことが17日、わかった。
裁判傍聴芸人として知られる阿曽山大噴火(41)が13日に、無免許運転で逮捕された北見の刑事裁判を傍聴したと明かし、さらに3年前に同じ罪で逮捕され、執行猶予中であったことなども暴露。ネット上で話題が沸騰した。これを受けて所属事務所が北見に事情聴取したところ、おおむね指摘された事実を認めたため、重大なコンプライアンス違反があったと判断し、15日付で北見との契約を解除した。
事務所関係者はデイリースポーツの取材に、「今後は再発防止に向け、所属タレントに対して、コンプライアンス教育を徹底して参ります」と回答。北見は事務所に逮捕の件を知らせず、14日に都内で行われたお笑いライブ「セカンド∞バトル」など、舞台やテレビに出演していたという。5月13日にも都内でライブが予定されていたが、すでに中止が決定した。
20日放送のフジテレビ系バラエティー番組「人生のパイセンTV 春のブチアゲ胸キュンモテ祭り モテ髪モテ技すべて見せます90分SP」(後10・00)にも出演予定だったが、北見の出演部分(VTR)は急きょカットして放送されることになった。
北見は2008年、東京NSC(吉本総合芸能学院)に14期生として入学。11年に同期のりんたろー(30)とベイビーギャングを結成した。身長190センチ、体重70キロのモデル体型で、“イケメン芸人”として人気に。13年8月に放送されたテレビ朝日系バラエティー番組「アメトーーク」で「No.1ハンサム芸人」に選ばれ、「よしもと男前ブサイクランキング」では、男前部門で14年、15年と連続で3位に輝いた。
なお、裁判を傍聴した阿曽山大噴火は14日付のツイッターで「相方は証人尋問で『一生のパートナーです』って言ってた」と相方のりんたろーが証人出廷したことを伝えている。