東山 松たか子と初共演 TBS系ドラマ
少年隊の東山紀之(49)がTBS系特別ドラマ「ふつうが一番 -作家・藤沢周平 父の一言-」(7月上旬放送)に直木賞作家・藤沢周平役で主演し、女優・松たか子(38)と初共演することが16日、分かった。
藤沢周平氏が、小菅和子氏(松)と再婚し、直木賞を受賞するまでの家族の日々を描いた作品。2人のコンビを熱望していたプロデューサーの石井ふく子氏(89)が「3年待った」との思いを実らせ実現した。
東山は、08年に蜷川氏演出の舞台「さらば、わが愛 覇王別姫」に主演。その後も自身の出演作を見た蜷川氏から感想が届けられていたという。「ヒガシ、おまえ情緒がないんだよ」との言葉をきっかけに、演技の幅を広げてきただけに「目と目を合わせて指導してほしかった」と残念がった。
15日の通夜には松も参列しており、東山は「松たか子さんとも話していたんですが、天国でダメ出ししながら見てくださると思います」と話した。「僕らは『どうやったらお客さんに喜んでいただけるか?』ということを常に探し続けることが使命」と決意を新たに作品と向き合う。