AnJuが女優デビュー 顔出し解禁
謎のシンガー・ソングライターとして活動していたAnJu=アンジュ=(19)が、歌舞伎俳優・市川海老蔵(38)が主演するテレビ東京系時代劇「石川五右衛門」(年内放送予定)で女優デビューし、初めて素顔を公表することが28日、分かった。現在は早稲田大学2年に在学する女子大生。デビューした高校在学時は校則により、顔やプロフィルの詳細を明かせなかったが、今回の出演を機に活動の幅を広げる。
デビューから隠し続けてきた素顔をついに明かした。AnJuは「ファンの方のイメージに合うかな?大丈夫かな?心配もありますが。自分では漠然とした期待があり、ちょっとの不安があります」と、新たな出発への心境を吐露した。
幼いころから音楽に目覚め、2014年秋に「現役高校生シンガー・ソングライター」としてシングル「HIGANBANA」でデビュー。だが高校の校則が厳しく芸能活動はNG。顔はもちろんプロフィルも生年月日と東京都出身以外、素性を明かさず活動していた。
その後、現役で早大に入学。校則に縛られることはなくなったが「いいタイミングで顔出ししよう」と“解禁”の機をうかがっていた。そんな矢先に、縁あって市川海老蔵が主演する時代劇で女優デビューが決定した。
演じるのは石川五右衛門の昼の顔・白波夜左衛門が身を寄せる奥山道場の娘・奈々。劇中では海老蔵と剣を交えるシーンもある。「腰への刀の差し方など細かいアドバイスをいただきました。やはり目力はすごかったです」と海老蔵のすべてが勉強になったという。
今後も勉学と両立しながら音楽を中心に女優としても活動する。「表現することが好き」と執筆活動にも意欲をみせている。「こういう世界で生きて行くためにも、武器は増やしていきたい」。まさに才色兼備。AnJuのこれからに注目だ。