清原被告の判決公判 傍聴求め長蛇の列

 覚せい剤取締法違反罪に問われた元プロ野球選手清原和博被告(48)に、東京地裁(吉戒純一裁判官)は31日、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。

 清原被告の判決公判が開かれた東京地裁に隣接する日比谷公園では、公判に先立って傍聴整理券が配布され、21席の傍聴席を求めて1713人が詰めかけた。倍率は約81.6倍だった。5月17日の初公判では雨の中、3769人(倍率約188倍)が殺到した。

 同地裁判決公判の傍聴希望者では、2009年に女優・酒井法子(45)が記録した3030人(約144倍)には及ばなかったが、14年に「CHAGE and ASKA」のASKA(58)が記録した1074人(51.6倍)を上回った。

 晴れやかな日比谷公園に一番乗りした東京都豊島区の男性(50)は午前5時30分に並び始めた。ファン歴32年でPL学園高時代から応援していたと言い、「罪を償い、治療・更生してプロ野球界に指導者として戻ったユニホーム姿を見たい」と思いを口にした。また、「人生の逆転ホームランを打って、テレビ番組でも見たい」と、タレント活動にも期待を寄せていた。

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