舛添都知事 週明けにも調査結果公表

 東京都の舛添要一知事(67)が、自身の政治資金疑惑などに対する弁護士の調査結果を週明けにも公表する方針であることが2日、分かった。知事は都庁で報道陣の取材に対し、7日にある都議会の代表質問までに公表したい意向を示した。

 3日の定例会見を前に舛添知事は、調査について「一日も早くとお願いし、精力的にやってもらっている」と強調。その上で「膨大な量なので、明日の記者会見には間に合わないだろうと(調査している弁護士が)言っている」と述べた。

 知事は1日、都議会本会議での所信表明で「多大なる迷惑を掛け、心から深くおわびしたい」と陳謝。「第三者の厳しい目」として依頼した、元検事の弁護士2人による調査の結果を15日の閉会日までに公表する考えを表明していた。

 与党の自民、公明両党の幹部は、知事の所信表明を「説明不足」などと批判。代表質問で厳しく追及する姿勢を示し結果を早く公表するよう求めていた。

 また、都議会の共産党は同日、舛添知事について記者会見を実施し、「選挙応援のための移動に公用車を使っており、重大なルール違反だ。経費の返還を求める」と指摘した。 共産党によると、知事は4月、江戸川区での公務が終わった後、公用車で目黒区長選の応援のため同区に移動。その後帰宅した。 都によると、出発地や目的地のいずれかが公務の場合、公用車の利用が認められているが、共産党は「区長選の応援は公務ではないので、都の規定にも反している」と主張。

 新たな疑惑についても知事は説明を求められることになりそうだ。

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