山Pイチ快挙に興奮「勇気いただいた」
歌手で俳優の山下智久(31)が16日、2年半ぶりとなるソロライブツアーの東京国際フォーラム公演初日を迎え、ファン歴約20年というイチローのメジャー歴代安打記録更新に「すごい」と感激した。
直筆サイン入りのボールとスパイクを持ち、「野球選手の中で唯一好き」と公言するイチローの快挙に興奮を隠さなかった。ステージ中盤、山下は「イチローさんに勇気をいただいた。名言で『自分は天才ではないが努力する天才』とあったと思う。努力は何ものにも変えられない。俺もステージに立たせてもらっている。努力は続けていきたい」とストイックな思いを明かした。
高ぶる感情をステージにぶつけるようにギター、ブルースハープをライブ初披露、ソロデビュー曲「抱いてセニョリータ」など26曲を熱唱した。1996年のジャニーズ事務所入りから20年、06年ソロデビューから10年。進化した姿をファン5000人に見せつけて「つらいこともあった。みんなが俺の原動力」と感謝した。
全13都市28公演のツアーは8月31日に同所で締めくくりを迎える。