こじはるAKB卒業 総選挙で発表
AKB48の小嶋陽菜(28)がグループを卒業することが17日、分かった。最年長メンバーとして“旅立ち”を告げる場を模索し続けてきたが、「にゃんにゃん仮面」として参戦する、新潟での「第8回選抜総選挙」のステージを選んだ。関係者によると、すでに周囲に意向を伝えており、最終的に発表するかどうかは、本人の意思に任せることになったという。
SPEEDにあこがれ、小学6年のときに芸能界入り。AKBオープニングメンバーオーディションを受けた理由は、「応募の履歴書の写真が写メでOKだったから、軽い気持ちで」という小嶋らしいものだった。2005年12月8日、1期生として劇場デビューを果たした。
秋元康総合プロデューサーからは「陽菜は30歳までAKBを続けられる」と太鼓判を押されたこともあるが、12年8月に同期の前田敦子が卒業してからは、自身も巣立ちを意識してきた。おっとりキャラらしくなかなか行動に移せなかったが、ファッションの道という次のステップが見えたことで、“28歳の別れ”を決断した。
【こじはると卒業】
1期生の小嶋は数多くの仲間を見送ってきた。そのたび、“次はこじはる”と名前が挙がり、卒業説が浮上しては消えてきた。ここ数年は卒業カウントダウン状態となっていた。
▼13年12月24日 写真集イベントで来年の予定を尋ねられ「卒業準備の年ですかね」
▼14年6月7日 「第6回選抜総選挙」 総選挙での卒業発表がウワサされる中、ステージ上で「AKB人生で悔いはありません。ここで卒業発表…」と切り出して驚かせ、「…しちゃおうかと思いましたが、しませ~ん」
▼14年7月 デイリースポーツのインタビューで「(大島)優子の卒業(※14年6月)も見届けたし、ギリギリまで引っ張ったので、動こうと思ってます。やっと重い腰を上げられます」と旅立ちへの覚悟を固めたことを示唆。
▼14年9月17日 「第5回じゃんけん大会」で準優勝。「優勝したら卒業ってなると思ってたので…」と卒業発表はなし。
▼14年11月27日 出身地のさいたまでコンサート。“凱旋公演で卒業発表か”とウワサになっていたが、「心配してくれるファンもいるけど、またAKBとして戻ってきます」。
▼15年3月29日 「第7回選抜総選挙」(6月6日開票)への不出馬が明らかに。卒業が取りざたされる。
▼15年5月18日 写真集イベントで卒業の可能性を聞かれ「ハーフハーフ」
▼16年4月8日 盟友・高橋みなみが卒業。これで残る1期生は峯岸みなみとの2人となった。