日本マクドナルドの「チキンマックナゲット」のキャラクター「怪盗ナゲッツ」が１８日、東京・明治神宮野球場で、東京ヤクルトスワローズ対埼玉西武ライオンズの始球式に登場し、“怪投”を披露した。

　“ダンディ”すぎる黄色いタキシードで始球式に臨んだ怪盗ナゲッツ。マクドナルドのドナルドを打者に、投じたボールはキャッチャーの手前でワンバウンド。それでも観客からは笑いと拍手をゲットし、満足そうにマウンドを降りた。

　怪盗ナゲッツは、神出鬼没に現れる正体不明のソースハンター。無類の「チキンマックナゲット」好きで、期間限定ソースが“おいしすぎる”といううわさを聞きつけ、ソースを狙って現れる。

　始球式後、報道陣の取材に応じた怪盗ナゲッツは、「一生懸命やっている選手に失礼のないように、小・中と野球をやっておりましたので、敬意をはらって投げました」と意外にも真面目なコメント。ドナルドから「投球が見えなかった」と言われると、「何を迷ったか（ボールを）挟んでしまいまして、ワンバウンドになってしまいました」と明かし、その場で「ナゲッツボールです」と命名した。つば九郎には始球式を「７２点」と採点され、「７＝ナ、ゲッ、２＝ツーでしょ！」と納得していた。

　現在、日本マクドナルドでは、ナゲットのソースに期間限定で「クリーミーチーズソース」と「フルーツカレーソース」を追加し、定番２種と合わせて計４種で販売。怪盗ナゲッツを探すキャンペーンも実施している。

　店内やＷＥＢサイトなどで得られる「怪盗ナゲッツ」の痕跡を見つけ、「♯怪盗ナゲッツ」をつけてツイッターで投稿すると、抽選で「金のナゲット」などが当たる。