野々村被告、他の疑惑政治家に「なぜ私のような対応をしない?」…憲法14条持ち出す

 政務活動費913万円をだまし取ったとして、詐欺罪などに問われた“号泣元県議”こと元兵庫県議の野々村竜太郎被告(49)の判決公判が6日、神戸地裁で開かれた。佐茂剛裁判長は懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)の有罪判決を言い渡した。

 野々村被告は判決前のこの日未明にブログを更新。「報道機関各位」と題した、句読点や改行がほとんどない長文を投稿した。判決前後の取材対応や会見を一切行わないが、自宅周辺での取材を行わないよう求めた。

 ただ末尾では、難解な文面ながら、自身と同様に、政治とカネに絡む疑惑があった政治家に対し「個別に、私のような対応をされないのですか?」と問いかけた。さらに「なお、神戸地検は告発状を受理しませんので、憲法第14条に基づき、必ず受理させます。端緒はありますから、捜査に着手して当然と思います。」と記した。

 なお憲法14条は「すべて国民は、法の下に平等」と定めている。

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