石田純一 『タレント候補は不要』に反論「実務経験者だけがいいのか」
東京都知事選への出馬説が急浮上した俳優の石田純一(61)が7日午後9時半過ぎ、羽田空港で報道陣の取材に対応。「今の段階では何も決めていない」「(CMやレギュラー番組など)何もクリアされてない段階なので」と慎重な発言の一方、「スポンサーとかそういう意見をうかがってます」と前向きに検討していることを明かした。
政党からの要請について「どこからも要請はありません」とした。「市民団体しかない?」との問いかけに「はい」と答え、「市民連合のいくつかの団体」からとも述べた。現状では市民団体と出馬に向けての話をしているとみられる。
95年の青島幸男氏以降は、石原慎太郎氏、猪瀬直樹氏、舛添要一氏と、知名度の高い候補が当選し、都知事を務めた。
海外から帰国直後の“即席会見”では「タレント候補はもういらない、という声もあるが」という質問が飛び、石田は「はい、はい」とうなずいた上で、「でも、素人に関していろいろあると思いますけど、僕が出るとか出ないとかではなく、それは実務経験者だけがいいのかは、ちょっと分からないです」と反論。「人、というよりは、政策とか政治的信念で論争したらいいと思う。もしそういうことになれば」と真剣な表情で語った。
なお、妻でプロゴルファーの東尾理子(40)からは「ちょっとやめてよね」と出馬を反対されていることを明かした。