千堂あきほ、盗聴マネ逮捕事件の真相告白

 女優・千堂あきほ(47)が、8日放送のフジテレビ系「全力!脱力タイムズ」(金曜、午後11・00)に出演。ナイスバディのグラドルとして人気絶頂期の1999年から2000年にかけて被害にあった盗聴事件の経緯と真相を明かした。

 現在は北海道在住の千堂は、東京を離れるきっかけになった99年の事件の始まりは、自身の自宅や事務所、友人宅などに怪文書が届くようになったことだったことを明かした。

 千堂は「私が当時、お付き合いをしていた彼が、女にだらしがない、実はいろんな女がいるとか、被害者の会があるとかいう怪文書が出回り始めたんです」と振り返り、内容は「何人も中絶させた」「他にも女がいる」との誹謗中傷だったという。

 ただ当時、千堂と彼氏の交際はマスコミにも発覚しておらず、当初は熱狂的なファンのストーカー行為がエスカレートしたのかと思ったという。

 しかし、怪文書の内容は次第にエスカレート。千堂と交際相手と友人の3人で「自宅で話している内容が、次の日の(怪文書の)ファクスに織り込まれてくるようになった」と言う。

 盗聴器発見機で自宅を調べたところ天井裏から盗聴器が2つ発見された。このため警察とともに隠しカメラなどを仕掛けて捜査したところ、犯人は「私の所属していた事務所のマネジャーだったんです」と、00年6月に自身のマネジャーが逮捕された事件の真相を明かした。

 千堂は「ショックと、自分の愚かさ。毎日、この人を信じて過ごしていたのかと思うと、気持ちの整理がつかなかったです」と当時の心境を回顧。番組ではマネジャーが犯行に及んだ動機が「結婚して事務所を辞められては困る」だったと説明された。

 千堂は事件発覚後の00年8月、大阪市内で会見。結婚まで考えていたサイパン在住の交際相手がいることを明かした上で、「(交際相手の)カレが私のことを淫乱でセックス好きと言いふらしている、と私に教えるようなリアルな内容だった。家の中に盗聴器が仕掛けられているとしか考えられない」などと涙をこらえながら語っていた。

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