マルシア 母国ブラジルの母が誘拐された 「命があって良かった」
ブラジル出身のタレント、マルシア(46)が9日、カンテレの「胸いっぱいサミット」に出演し、ブラジルに住む母親が誘拐されたことを明かした。幸いにも危害は加えられなかったそうで、「命があって良かった」と胸をなで下ろした。
マルシアは「家の前で銃で。母が家に入ろうとしたら横から」と告白。犯人は近く住む子供だった。銃を所持していたため逃げようにも逃げられず、マルシアは「車を持っていかれて母も誘拐された。母は山奥に捨てられました」と語った。15年くらい前のことだという。
評論家の勝谷誠彦氏が「マルシアさんの実家ならそんな危ない場所ではないのでは」と尋ねると、マルシアは「普通です」と決して危険地帯ではないことを述べた。「母は大変でしたけど。精神的に。怖い思いをした」と連れ去られた恐怖を思いやった。
母親は犯人に山に連れて行かれて捨てられ、電話がある場所まで歩いて行き助けを呼んだという。マルシアは「命があって良かった」と語った
勝谷氏が、ブラジルでは「いい時計をしていると腕ごと切られる」と治安の悪さを指摘。マルシアもまた、「車に乗っている時に窓を開けて走ってはいけないんです」とし、赤信号で止まった時に腕時計をとられたり、ネックレスを引きちぎられる危険性も指摘した。
記念写真を撮影するためにデジカメを取り出すことも「だめです」とした。しかし、リオにもいいところはあると述べ、「本当にきれいな街。めちゃくちゃきれいです」、「海が近いのでシーフードが絶品」と訴えた。