参院選は９日、選挙戦最終日を迎え、女優の高樹沙耶候補（５２）＝新党改革・東京選挙区＝ら注目候補が都内で支持を呼びかけた。

　高樹氏は池袋駅東口で“最後のお願い”。初日と同じく白でまとめた服装で、政策の柱となる「医療大麻の解禁」を訴え続けた。「わが国でも医療大麻を。２５０以上の疾患に効果がある。遅かれ早かれ日本に入ってきたときに『高樹沙耶の言っていたことは本当だった』と思っていただける」と投票を呼びかけ、ファンと握手するなど笑顔で終えた。

　人気刑事ドラマ「相棒」シリーズのレギュラー出演者でもあった高樹氏は、医療大麻は“健康の相棒”と、理解を求めてきた。「テレビの力は大きく、政見放送から流れが変わった」と、議論の輪が広がったことを実感。「家に帰ったらいつもよりお酒を控え、医療大麻を調べていただき応援を」などと、演説を終える午後７時４０分まで呼びかけた。