海老蔵長男・勸玄君 わずか3歳で父の芝居に涙「感動したの?」「うん」
歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が10日、ブログを更新し、3歳の長男・勸玄君が家の芸である『鎌髭』『景清』を見て感動の涙を流したことを明かし「こっちが感動するわ!!」と仰天した。
この日は1日歌舞伎座の楽屋にいた勸玄君。海老蔵が夜の部に出演するときは疲れて寝ていたが、出番を終えて帰って来ると、涙を浮かべていた。「どした?」と聞いても返事はなし。そこで一緒に観ていた人に聞くと「感動して泣いた」と教えられたという。
まさかという思いで、勸玄君に「感動したの?」と聞くと「うん」という答えが返ってきた。この返事に「こっちが感動するわ!!」と海老蔵も、息子の感受性に驚きを見せた。
勸玄君が涙を浮かべるほど感動した『鎌髭』『景清』は市川宗家の家の芸である歌舞伎十八番の演目。争えぬ血に海老蔵も、感激しきりだった。
この日の勸玄君は、昼の部のときにも海老蔵を真似て、歌舞伎化粧にチャレンジした。成田屋の脈々と受け継がれた血に「それにしても見せたかったな、オヤジにさ 喜んだろうなぁ」と13年2月に他界した團十郎さんを思い浮かべ成長に目を細めていた。