渡辺謙、胃がん発覚時の様子語る 体調よりも「舞台をどうしよう…」

 俳優の渡辺謙が11日、テレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。今年2月に発覚した胃がんについて、初期だったこともあり、「(体調よりも)ニューヨークの舞台をどうしようということの方が心配だった」と振り返った。

 渡辺は、黒柳徹子から「胃がんになったときいてビックリした」と振られると「29歳で白血病という病気になり、命と向き合わざるを得なかった。今、またがんと言われ、またこういう年になったんだなと…」とコメント。胃がんを告知されたときも「医者からはまだ初期なので、どんな治療を選択してもリスクは低いと言われていたので、すぐに死ぬ…ということよりも、その後のニューヨークの舞台をどうしようということの方が心配だった」と、直前に迫った舞台「王様と私」をどうするかで頭がいっぱいになったという。

 手術の前日までジムでトレーニングを行うなど、体調に大きな変化はなかったといい、手術後も、10日間は安静にしていたが、その1週間後にはトレーニングを開始し「万全な状態でニューヨークへ向かえた」と振り返った。

 また、妻で女優の南果歩も同時期に乳がんが判明。この日は乳がん啓発を訴えるピンクリボンのバッジをつけて番組に登場していたが、「(医者から)早い段階なので、出来れば早く手術をしたいと言われたときには、彼女はすでに手術の日取りを決めていました。段取りが早いので」と、妻の行動の早さに驚きの表情を浮かべていた。

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