嵐の松本潤、有村架純と“禁断の恋” 映画初共演でベッドシーンも

 嵐の松本潤(32)が映画「ナラタージュ」(2017年秋公開)に初の教師役で主演し、生徒役でヒロインを務める女優・有村架純(23)と“禁断の恋”に落ちることが13日、分かった。作家・島本理生氏の同名小説を行定勲監督(47)が初映像化。14年放送のフジテレビ系月9ドラマ「失恋ショコラティエ」で兄妹役を演じた2人は、映画初共演でベッドシーンにも挑み、許されない恋を熱演する。

 松本が、13年公開の「陽だまりの彼女」以来、約4年ぶりの恋愛映画で“禁断愛”に挑戦する。

 「第25回野間文芸新人賞」を最年少で受賞した島本氏の05年の作品で、累計35万部を突破した恋愛小説が原作。高校教師・葉山貴司(松本)と葉山を全身全霊で愛する工藤泉(有村)が時を経て再会を果たし、許されない究極の恋に落ちる姿が描かれる。「世界の中心で、愛をさけぶ」を手がけた行定監督が、10年前から熱望した映画化がようやく実現した。

 今年4月期に放送されたTBS系ドラマ「99.9 -刑事事件専門弁護士-」で弁護士役に初挑戦した松本は、メガネ姿で初めて教師を演じる。ドラマで共演した有村とのベッドシーンもある作品に「有村さんと一緒に清らかであるのと同じ程、苦しい心模様を表現していきたい」と意気込み、「恋愛というのは感じ方や受け取り方が人それぞれ違うモノ。でも、人の心が人の心を動かす瞬間は誰もが共感してもらえるモノだと信じています」と恋愛観も語った。

 17年度上半期のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」に主演する有村は、朝ドラ撮影前に挑む今夏の撮影に向け「刺激的な夏になる。1人の男性に愛を注いでいく。とても繊細な恋愛模様を大切に演じていきたい」と思いを明かした。

 2人と初タッグを組む行定監督は「不確かな愛に揺れる2人を、松本潤さんと有村架純さんに狂おしく演じてもらうことに私自身、胸が高鳴ります。恋愛映画の金字塔を目指して挑みたい」と気合満々。長年の思いが実って手がける今作に気持ちを高ぶらせていた。

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