猪瀬氏、都知事選ぶポイントは「都議会と戦える人」
元東京都知事で作家の猪瀬直樹氏が15日、TBS系「白熱ライブ ビビット」のインタビューに答え、次期都知事を選ぶポイントについて「都議会と戦える人を選ばないといけない」と力説した。
猪瀬氏は、都知事選に立候補した小池百合子氏、増田寛也氏、鳥越俊太郎氏といった有力候補について「言うだけなら評論家。要は実行力」と、その公約を実行できるかどうかが重要であると指摘。そのカギを握るのが都議会との立ち位置だと指摘した。
猪瀬氏によると、「何か1つ政策をやろうとすると、既得権益の壁にぶつかる。その既得権益を持っているのが都議会」だという。都知事選立候補者たちも、待機児童や高齢者などの福祉問題、防災、東京五輪などについて、政策を掲げているが、都議会と対立すれば、公約を実行することが困難になる。
そのために「都議会と戦える人、都議会にメスを入れる人は誰か。そこが判断の基準になる」と既得権益を守ろうとする都議会の反対に負けず、政策を実行できるリーダーシップがある人を選ぶ必要があると訴えていた。