鈴木宗男氏、鳥越俊太郎候補を批判 「街頭演説を一日一カ所しかしていない」

 新党大地代表の鈴木宗男氏(68)が16日、自身のブログで、東京知事選(31日投開票)に出馬している鳥越俊太郎候補(76)について「街頭演説を一日一カ所しかしていない」と批判した。

 鈴木氏の持論として「候補者として、一人でも多くの都民に直接訴えるべきと思うが、その手続きを行わないのは候補者としていかがなものだろうか。76歳という体力的な事を考慮しているのか。『口は達者だが身体はついていかないのでは』といった声が寄せられる」とした。

 さらに「増田、小池両候補と比較すると鳥越候補は都民との直接対話がない。知名度頼みの選挙と受け止めるが、街頭演説では政策も訴えず、公式ホームページに公約を発表したそうだが、本来ならば自分の肉声で話すのが候補者たる者の使命でないか。なんとも理解の出来ないやり方である。都民がどんな判断をするのか見守りたい」と、他候補との活動を比較し、異論を唱(とな)えた。

 鳥越候補は過去に大腸がん、肺がん、肝臓がんで4度の手術を経験している。14日の告示日には、体調を心配する声に対して「それは偏見です。そんなこと言わないでください。私は健康、どこも悪くないです」としていた。

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